2011/12/31(sat) 02:30「締めのご挨拶 2011」
あと6時間ほどで家を出て北海道へ帰らなければいけないのですが、
年賀状の宛名書き作業が全然終わっておりません。
今年の年賀状は、はがきの消印に注目してみてください。
伊達市と書いてあったら、今夜の書きかき作業が間に合わずに
北海道へ持ち帰ったということですので 笑
- - -
真剣なこと、書きましょう。
日本に住んでいる全ての人にとって、
今年ほど忘れられない年はこの先しばらくはないでしょう。
2011年3月11日に起きたとてつもない悲劇は、
日本に住む人々の精神の根幹すら変えてしまったといっても
過言ではないように思います。
なすすべもなくリアルタイムで無残に奪われていく命と、
想像を遥かに越え現実感を失うほどの凄惨な現実を前に、
僕は自分が存在することの意味が分からなくなりました。
日本という国が被ったダメージは、想像もつかないほど甚大です。
復興までの道のりは果てしなく長いものになるでしょう。
強く善い想いを持つ人々の手によって、全てのものごとは
これからまた少しずつ良くなっていくだろうと僕も信じたいけれど、
それでもやはりこの世界は、
2011年3月11日以前の世界に戻ることは絶対になく、
私達はあの日以降の未来を生きていくしかないのだ。
その当たり前な事実を自分で受け入れるのに、時間がかかりました。
そしてその後、今までにないほど本当に真剣に悩みました。
かつてない巨大な悲劇の中にあって、
全くの無傷で生かされた自分は、この先をどう生きていくべきか。
この悲劇や過酷な現実から、目を背けて過ごすことは絶対にできない。
ただ、その全てを自分の肩で背負うには、僕には力がなさ過ぎる。
当たり前のことだけれど、今の自分に最大限できることで、
あの日以降のこの世界に関わっていくしかないのだなと思いました。
僕にとってのそれは、本当にバカのひとつ覚えのようだけれど…
ほんの少しでも人の心を動かせるようなものづくりを、
愚直にこつこつと続けることしかできないのです。
だから僕は、2012年も、その次の年も、
そのまた次の年も、ずっとものづくりをしているでしょう。
ただ、そうやって作ったものの中には、
あの日以前の僕には込めることのできなかった想いが、
込められているだろうと思います。
2011年3月11日を生きた人間の一人として、
あの日以降のこの世界を、強い想いを持って生きようと思っています。
愛する人達も一緒に生きる、この世界を。
- - -
干支をモチーフに続けている年賀状も、ついに11年目。
今回は辰年ということで…こんな感じです。
いつもネタバレさせてしまうのもアレなので、今年は後ろ姿だけ…
完成版の原稿は、年明けに。
- - -
というわけで、2011年も本当にお世話になりました。
悩んでいる時に親身になって相談にのってくださった皆様、
銀座のイラスト展に遊びに来てくださった皆様、
Yahoo! JAPAN Internet Creative Awardの応援をしてくださった皆様、
しんどいお仕事にお付き合いくださった皆様、
お仕事をくださった皆様、とにかく皆様、ありがとうございました。
こんな僕のことを見守っていてくれて、 本当にありがとう。
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2011/12/18(sun) 21:45「銀と金」
更新頻度が月1ペースになっている。良くないですね、これは良くない。
来年1月末頃には、いったんもろもろ落ち着くかなぁ…
- - -
今日の更新は、newscrap。
#207 "プリン亭"
#208 "なんじゃこりゃあ"
#209 "店主の肖像"
#210 "あと5分"
の4点を一度に。
個人的には
#208
の立て看板が最もツボに入った物件でした。
linkのIllustrationのページ
に、
この秋一緒にイラスト展を開いた大学時代からの長い付き合いになる友人
いとけん (糸乗健太郎) のwebsiteを追加
しました。
彼の才能と個性は、なかなか言葉で表現することは難しいです。
是非リンク先で彼の作品をじっくり楽しんで頂ければと思います。
- - -
Apple 「The Beatles on iTunes」
CMの制作に関わった人達やAppleという企業が "The Beatles" というアーティストを尊敬し、
心から愛しているということが画の1枚いちまいから伝わってくるような、
30秒の奇跡を見るかのような素晴らしい映像ですね。
CGを用いた表現技術の進化は、ほぼあらゆる映像表現を可能にしてきたと言えますが、
The Beatlesのレコードジャケットの伝説的ビジュアルの数々が "出演" しているこのCMは、
最も幸せな形で、その技術が表現そのものに昇華されているもののひとつではないかと思います。
Snickers 「Traffic Light」
アイデアは極めてシンプルで、僕らでも充分に思いつけるレベルのものだと思います。
でもそのアイデアを現実の形にしていく過程のレベルの圧倒的な高さで、
たった90秒の上質なショートフィルムを観るかのような読後感を持つ
世界観を構築することに成功しているといえるでしょう。
カットの構図と構成、演出の確かさ、CGの効果的な使い方、全てがハイレベル。
こういった作品の雰囲気や企画だけを安易に模倣しても、絶対に上手くはいかない。
何年か前の海外のCMですが、何度観ても心にグッと来るなぁと思ってしまいます。
- - -
先月末の11/25(金)、
六本木の東京ミッドタウンへ、ヘラヘラした顔で遊びに行きました。
Yahoo! JAPAN Internet Creative Award
の贈賞式に呼んで頂いたからです。
現在勤めている会社の仲間達と一緒に作った
「Blog Ground Music」
で
2008年の同賞第1回のグランプリを獲得して以来、
毎年応募を続けていたのですが (2009年、2010年はノミネートのみ)
4年目の今年に制作した
「堪忍袋.com」
で受賞できたのは…銀賞でした!
発表の直後、最初に正直に感じた気持ちは、「うーん、悔し過ぎる!」でした。
様々な人達の何百もの作品の中から自分達で作ったものが選ばれ、
表彰までして頂けるのですから、名誉であることは間違いないのですが、
過去に自分達が見た風景を、今回またみんなで見ることが叶わなかった、
という事実が、自分の想像以上に重く感じられました。
とはいえ、自分達でいうのもなんですが、
ノミネートも含めて4年連続エントリー + 受賞というのは、
なかなか簡単にできることではないんじゃないかな? とは思います。
これはひとえに、僕を仲間に加えてくれたDaiko_IPのみんなと、
何だかんだでいつも僕達の無理難題を引き受けてくれる、
心強く優しい協力会社の仲間の皆様のおかげです。
またみんなで、面白いことを形にしましょう。
本当にありがとうございます。
- - -
銀賞で悔しくてグレたからではないけど…
思うところあって、数年ぶりに髪の色を変えました。
いったん金髪にしてからグレーに染めるつもりだったのですが、
自分で染色するのがかなり久々だったこともあってなかなか上手くいかず、
田舎のヤンキーそのものみたいな金髪になってしまいました…
自暴自棄になっていた大学生の頃とほぼ同程度の軽薄さです。
これどうするんですか。もう知らないぞ。
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