2009/09/23(wed) 17:30 「ぼくらが旅に出る理由」

自分で人気者って言いきっちゃうことって、
相当の勇気とか自信とか思い上がりとかを
心に持っている人じゃないと難しいと思うのよね。
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今日の
更新は、galleryとnewscrap。
galleryの方は、
昔つくったレトロゲームのアレンジ曲を
YouTubeにあげたものを
4曲。
newscrapの方は、分かる人には分かるけど、
分からん人にはきっとずっと分かってもらえないような、
僕の心の琴線に触れる広告物件を2点です。
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この夏は、とくにどこか遠くへ行くこともなく、
ただひたすら仕事に没頭していたような気がします。
やっと一段落ついたところで9月下旬に大連休があるので、
使用期限が迫った夏期休暇の日程を使いまくって
超大連休にしてみました。
で、遅めの夏休みに何をしているかというと、
…自宅の書斎で別の大仕事に没頭していたりします。
この週末の土曜日あたりが、ヤマ場です。
もろもろのイベントが無事に終了したら、
またここのgalleryで、作ったものを公開しようと思います。
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オランダや韓国など、
業務出張で何度か海外へ行く機会を頂いているのですが、
そろそろ今度は自分のお金と意志で、海外へ旅行したくなってきました。
国でいうとドイツ・イタリア・ロシア・トルコとかの文化に憧れます。
本やブラウザの窓から覗いて得た知識と、
実際に目で観て感じる世界の素晴らしさって、全然違うんでしょうね。
あと、いちどは世界の七不思議的な場所を訪れて、
自分の目と身体で神秘や謎を実感したい気持ちもあります。
ペルーのマチュ・ピチュやナスカの地上絵とか…
イースター島のモアイとか… (レプリカは宮崎県で見たけど)
ヨルダンの死海とかね。
でも、そんな薄気味悪そうな地への旅に
喜んで一緒についてきてくれる人が、居ないのよね。
…たまには一人旅でもしてみるか。
みなさまが実際に訪れたことがあって、
そんな神秘と謎的なものを感じた場所がありましたら、
教えて頂けませんでしょうか。
「神の存在を感じた」とかいう熱いお話でもOKです。
「神と和解せよ」とか
「神は罪を罰する」とか
「死後さばきにあう」とか
「死後の行先を考えて下さい」とか
そっち系の熱い話は、遠慮しときます。
僕は生きている間の行先を考えたいお年頃ですの。
2009/09/11(fri) 16:30 「海雲台の恩」

今日は、前回の日記で書けなかった韓国での話。
釜山国際広告祭で金賞を頂き、
急遽その授賞式へ出席するため同僚と2人で
1泊2日の韓国出張へ行ってきたわけです。
事務局の方からの事前の連絡に2人分の宿泊する部屋をとってあるからね、
とあったのですが、行ってみると、ダブルベッドでした。
うん、確かに2人分だね。2人分だけどね…
という事情もあって、夜明け前の4:00頃まで飲み歩き、
ホテルのダブルベッドを同僚に譲って、出発の時間までの仮眠をとるために
近場の安ホテルを探そうと街をぶらぶら歩いていると、
自動車に乗った現地のお兄さんに、声をかけられました。
しかし困ったことに、お兄さんは英語も日本語も話せない。
僕はカタコトの英語なら何とかというレベルで、韓国語はほぼ100%話せない。
というわけで、 以下の会話の※がついた内容は、
恐らくこう言ってたんだろなー的推測によるものです。
兄「※ 日本人よ、困ってるみたいだけど、手助けしようか」
僕「(あっ、何かボられそう…) いえいえ、大丈夫」
兄「※ 夜中に旅行者みたいな格好で歩いてたら危ない」
僕「どっかのMOTEL探そうと思ってるから心配しないで」
兄「※ そうか…気をつけろよな」
でまたしばらく安ホテルを探して違う通りに出ると、
先ほど別れたお兄さんが、車を停めて待っているわけです。
兄「※ やっぱほっとくわけにはいかねーわ、車乗れって」
僕「(めんどくせっ) MOTEL探すから大丈夫だよ」
兄「※ (眠るジェスチャーつきで) 寝場所を探してるんだろ?」
僕「そう、でもほら近くに沢山あるから」
兄「※ 俺の家にいけば、シャワーもある」
僕「(絶対ボられるやん) いやいやいや」
兄「※ この辺のMOTELの値段は、信用できないんだぞ」
僕「でもあれ、30,000ウォンて書いてある」
兄「※ 日本人には、1時間30,000ウォンとか言ってくる」
僕「えーっそうなの?」
兄「※ だから俺の家に来て (ジェスチャー) 酒でも飲もう」
僕「あー、おごってってことか…」
兄「※ 韓国の酒は、美味いぞ!」
僕「うん、でも朝の9:00にホテルのロビーで待ち合わせしてるから」
兄「?」
僕「待ち合わせ・9・時間・友人・ホテル・飛行機・出発」
兄「?」
僕「今もう5:00」
兄「※ 5:00だな」
僕「あなたの家、遠いでしょ?」
兄「?」
僕「今から行っても、ゆっくりできない」
兄「?」
僕「近場のMOTELで、なるべく長く休みたい」
兄「※ …全然意味が分かんねぇ! 誰か英語分かる奴いないか!」
そこでさんざん色々な人に声をかけまくった挙げ句、
ほんの少しだけ英会話のできる学生さんをやっと見つける。
学「この兄さんは、あなた (僕のこと) に親切したいって」
僕「正直な話、ボられるんじゃないかと思って困ってるんだけど…」
学「日本人には恩があるって言ってる」
僕「…そうなんだ。それは嬉しいけど、友達がホテルに居て、
朝すぐに待ち合わせて、明日飛行機で帰んきゃいけないんだよ」
学「じゃあ近くのMOTELの方が都合がいいってこと?」
僕「そうなんだけど、伝わらなくて…」
学生さんと韓国語で話すお兄さん。やっと事情が理解できたようで…
学「でもここらへんのMOTELは、たいがいヤバいって言ってるよ」
僕「実際そうなの?」
学「僕は泊まったことないし、日本人でもないから分からないよ」
兄「※ じゃあ、俺がかわりに交渉しにいくから、車に乗れっ」
僕「何て言ってるの?」
学「とにかく車に乗れって」
僕「こわっ! どっか連れてかれるんじゃないの」
学「MOTELの人と話つけるって言ってる」
僕「(ヤバいなぁ) 親切にしてもらってありがたいけど、もう充分だから、
お礼渡すからもういいよって伝えてくれないかな…」
兄「※ 違ーう! カネが欲しくてやってんじゃない!」
学「絶対受け取らないって」
兄「※ モタモタしてたら (ジェスチャー) 寝る時間なくなるだろ!」
学「知り合いのやってるMOTELまで連れてくって言ってるよ」
なかば無理矢理に助手席へ押し込まれると、
お兄さんは夜の街方面へ車を発進させました。
兄「※ 俺が知ってるおっさんと話をする」
僕「30,000ウォンで泊まれるように?」
兄「※ ハハハそんなわけないだろっ」
僕「?」
兄「※ お前らはホントお人好しだな」
僕「(やっぱりヤバいとこ連れてかれるのか…?)」
韓国の軍歌みたいな曲を歌いながら、
30,000ウォンと書かれたMOTELへ迷わず突っ込むお兄さん。
以下、お兄さんとMOTELのおっさんの会話。
兄「※ 俺の友達のイルボンを泊めたい。いちばんいい部屋にしてくれ。
朝の9時には出るらしくて滞在時間が短いから、もち割引料金で」
M「※ お前はいくらが妥当だと思ってるんだ」
兄「※ 俺たちは1日にだいたい12時間寝るけど、
このイルボンは1日4時間しか寝ないから、1/3の10,000ウォン」
M「※ 話がおかしいだろ!」
兄「※ 妥当だろが!」
M「※ …まぁいいや、もう夜明け前だし…早く入れよ」
ほとんど無茶苦茶な理屈で、
驚愕の値引き交渉までしてくれたお兄さん。
荷物を降ろして、お金を払うと、部屋まで案内してくれました。
…一緒に部屋に入ろうとしてる?
えっこれって次の展開どうなるの?
1. 案内料だけもらうぜ
2. 朝まで酒飲んで楽しもうぜ
3. 俺とお前とで (自主規制) しようぜ
いったん信用しちゃったお兄さん…
やっぱりそんな都合のいい話はないのか?
1、2、3のうちどれなのよ、まさか…全部?
と思いながら不安な気持ちで部屋の前につくと、
兄「※ あぁ良かった、これで俺も安心して寝ることができる。
俺が知ってる日本語はこれだけ…『サヨナラ』」
4. お別れの挨拶だけきちんとさせてもらうぜ でした。
嘘のようなホントの話…
何故お兄さんがそこまで親切にしてくれたのか、
お兄さんと日本人の間に、過去に何があったのかは 全く分かりませんが…
僕が受けたこの親切は、一生忘れられない大切な思い出になりました。
韓国と日本の間にある感情の対立や、
解決しなければいけない問題は山のようにありますが、
そういった国単位での大きな課題と、
個人単位でのコミュニケーションの可能性を、
一緒くたに捉えてネガティブな感情しか抱けなかった
今までの自分を本当に恥ずかしく思いました。
待ち合わせまでの短い時間は、
そんな驚きと感動と反省で、殆ど眠ることができませんでした。
ていうか、お兄さんと会話してた時間が長すぎて、
ベッドに入った時は既に6:30だったっていう、ね。
韓国、また必ず行きたいと思います。
2009/09/06(sun) 00:30 「釜山港へ帰れ」

↑クリックすると、あらビックリ!
いつもとちょっと違うランナーさんに会えるよ。
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今日の更新は、
注目物件系のnewscrap。
住んでいる場所に誰にとっても分かりやすい名前がついていたり、
いい目印があったりすると色々便利ですよね。今回の物件もその1つです。
でも僕は、この便利過ぎる物件に住む勇気はありません。
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先週半ばに、韓国は釜山より朗報が届きました。
「作品を応募して頂いていた釜山広告祭ですが、金賞に入賞しました」
おー、やった! 貰えるものは何でも嬉しいぜ!
「で、この週末に授賞式をやるので、来て下さい」
はいはいこの週末ね、ってえーと3日後やんけ!
さすが韓国、お誘いの時点でひと味違います。
こっちのスケジュールのことなど関係ないっていうか知らないよって感じなのね。
ちょっと親戚の家に集まるから君もどう的な気分で、遊びに来いと。
せっかくなので、行きました。
僕と同僚の2人で、1泊2日・滞在時間24時間未満の超弾丸ツアー。
出不精の僕にとっては、タイ・オランダに続き3回目の海外です。

大韓航空です。シンボルマークは太極をイメージしているらしい。

空港に着くと、原田泰造みたいな韓国人タレント (何か有名な人) が
ニッコオォー笑っているカジノの宣伝パネルに歓迎されます。
それはともかくとして、
授賞式まで時間もないので、ホテルに着いて部屋に入ると、

ダブルベッドでした。男2人なのに…
さすが韓国 (2回目)、予想の斜め上を行く歓迎です。

遊んでいる時間も全くないまま、駆け込むようにして授賞式へ出席。
肝心の式は…まぁそんなに特別面白い話もなく、普通だったので、省略。
で、他の受賞作品やファイナリストの作品には
どんなものがあるのかなーとギャラリーへ足を運んでみたら、

もうあらかた片付け終わってんのな。
行った意味ねーわ!
といった感じで、さすが韓国 (3回目)、
期待を裏切らないどころか期待以上のイベント続出で、全く退屈しません。
でもまぁ、

誰かに認めてもらうのって、やっぱり嬉しいものですね。
【私的な釜山メモ】
・釜山の風景は、日本の地方都市と殆ど変わらない。汚い所も美しい所も。
・反日的な嫌がらせを警戒していたが、少なくとも僕はそういう行為を一切受けなかった。
・それどころか、老若男女みんなが日本人に超親切。イルボンイルボン言われる。
・ただし、殆どの人はほぼ全く英語を喋れない。(事前に仕入れていた情報と全く違う!)
・
旅の指さし会話帳はスゴい。どんどん意思疎通できる。(なかったら100%野垂れ死んでた)
・絶対、また行く。
といった感じでした。
訳あって夜明け前に釜山の街を1人でウロウロしていた時に、
自動車に乗った謎の地元のお兄さんと出会い、
そこまで親切にしてくれなくてもいいのに…! と思うほど心配されるという、
一生忘れられなくなるであろう嬉しい経験をしました。
個人的には、授賞式よりもいい思い出になった出来事だったのですが…
その事は、また機会を改めて書こうと思います。
近頃の、反日とか嫌韓とかいう問題の話。
僕も今回の機会で韓国を訪れるまでは、ネットや本から仕入れた情報に影響されて、
感情的に屈折した部分を持っていたのですが…
日本人にも韓国人にもそれぞれ優しい人とそうでない人、良い人と悪い人がいて、
だから「日本人は」とか「韓国人は」という風な単純な総論だけでは
語れないこともあるのだな…という、良く考えれば当たり前のことを、
現地に行ってそこで生きている人々に触れることで、
頭の固い僕はやっと初めて実感することができました。
僕があんなにいい経験をしたのだから、
ネットや本から手に入れた情報がウソなんだぜとかいう極論ではなく…
木訥・素朴で本当に優しい性根 (今回実際に体験して知ることができた部分) と、
日本人にとっては信じられないほどモラルレスな裏面
(事前に仕入れていた情報の部分)
の両方があって、表裏一体に絡み合いながら
現在の大韓民国という国を形作っているのではないか? という話です。
そして、おそらく外国人にとっての日本も、
そういう風に見える部分があるのではないかな、と。
少なくとも今後は、例えば国と国の問題を考える際にも、
僕の大嫌いな血液型診断にも似た、多種多様な人間の個性をひとくくりにまとめて
決めつけてしまってから考えるようなやり方を、
改めなければいけないな、などとも思うわけです。
さすが韓国 (4回目)、本当に大切なことを学ばせて頂きました。
国と国の立場で、解決しなければいけない問題は、山ほどあるけど…
共通言語を持たない2人でさえ、お互いの思いを伝えることができたんだから、
きっと国と国の立場でも、大きな理解を作っていけるはずですね。
中国・韓国にすり寄ってアメリカやロシアや欧州はどーやこやとか、
そんな汚いしがらみや利権や思惑にまみれたヘビーな話じゃなくてね。
もっと大きな意味でのことよ。
しっかしまぁ…授賞式の話、全然してないな。